検査について
睡眠時無呼吸症の疑いのある人は、女性も男性も、主に働き盛りの方です。
非常に忙しい毎日のなかで、なかなか検査を受けにくる時間が取れないという声をよく聞きます。
当院では、忙しいビジネスパーソンの方も気軽に検査を受けられるよう、ご自宅で行える簡易睡眠検査と、金曜・土曜の
夜から1泊して行う終夜睡眠検査を実施しています。
ぜひ一度、睡眠時無呼吸症の検査についてご相談ください。
検査方法
①自宅でできる、簡易睡眠検査
簡易検査キットをお渡しし、ご自宅で睡眠時に検査していただきます。
睡眠時無呼吸症が疑われる場合に、まずは受けていただく検査です。この検査により、睡眠時無呼吸症の程度や症状が、ある程度把握できます。
②院内に１泊して行う、終夜睡眠検査(ポリソムノグラフィ検査)
当院では、
シャワー設備や洗面用品も完備していますので、平日、お仕事帰りに受診して、翌朝、そのまま出勤される方もいらっしゃいます。
金曜・土曜の夜からの終夜検査も受け付けています。
ポリソムノグラフィ検査内容
脳波、筋電図、心電図、呼吸、血中の酸素量などの生体信号を測定するためのセンサーを付けた状態で当院に1泊し、お休みいただきます。
それぞれの項目について、睡眠中の状態を計測し呼吸の状態や睡眠の深さなどを測定します。
これによって、無呼吸の程度や酸素低下状態、睡眠の深さや分断の有無などを知ることができます。
検査のデータをもとに、睡眠時無呼吸症の重症度を判定し、治療計画を考えます。
検査の結果をもとに、AHI(無呼吸低呼吸指数)により、睡眠時無呼吸症の重症度を判定します。
睡眠時無呼吸症の重症度
| 症状 | AHI※ |
|---|---|
| 軽症 | 5～15 |
| 中等症 | 15～30 |
| 重症 | 30以上 |
※AHI／１時間あたりの無呼吸と低呼吸の合計回数
１．ご予約
初診のご予約は、ウェブサイト、お電話にて受け付けています。
２．ご来院・問診・診察・カウンセリング
既往症の有無や状態などを伺いながら、現状を把握し、検査についてのご説明・カウンセリングを行います。
３．簡易検査用キットによるご自宅での検査
自宅での睡眠時に検査できる簡易検査用のキットをお持ち帰りいただきます。
使い方や注意点などをご説明いたします。
４．終夜睡眠検査を実施
簡易検査の結果、より精密な検査が必要な場合は、1泊入院による終夜睡眠検査を実施します。検査は、金曜・土曜の夜からも実施できます。
ご予約をお願いいたします。
５．検査結果と、治療カウンセリング
次回診断日に、検査結果をご報告しながら、睡眠時無呼吸症の状態についてお話します。
この後、ご相談しながら治療法を決めていきます。
※解析に1週間を要します。
※各科専門医と、いびきカウンセラーが対応します。
